理容店を数店舗運営されている会社から「通勤労災が発生したので手続きして貰いたい」というご依頼がありました。営業中は経営者も理容業務を行われているので、営業の邪魔にならないように店の開店前の時刻に行って状況をお聴きすることにしました。
開店の約1時間前にお伺いした処、店はまだ閉まっていましたが駐車場には既に4~5台の自家用車が止められ、それぞれの運転席には運転者が乗車していました。各車の中にこの理容店の経営者も従業員さん達もいないようなので、私は店舗の外で待つことにしました。
私が店の外で待っていると開店40分前頃に経営者が出勤されたので、私は経営者に通勤労災のことをお尋ねする前に、「駐車している車の中の人はお客様ですか?」「いつも祝祭日は開店前からお客様が待たれているのですか?」とお尋ねした処、経営者は「いつもこんな状態です」と言われ開店準備を直ぐにでも始められたい様子でした。
その為、私は「労災手続きをするときに私がお尋ねしたい事項は箇条書きにしてあります。それに分かる範囲内のことを書いて私にメール又はFAXしてください。そしてメールした後で、貴殿の時間が取れるときに私に電話してください。必要な事柄で漏れている事項はその電話で尋ねて補います。兎に角、今は開店準備を急ぎ、お客様を待たせないことが大切だと思います」とお伝えしました。
10年以上昔しに、エステ・サロンから労務管理のご依頼があったとき以後の私は、エステ・サロンに限らず理美容室のようなサービス業を営まれている場合は、出来る限り開店前か閉店後にお伺いするようにしています。
それにしても、お客様が待ってでもこの理容店で散髪して貰いたいと思うだけのサービスを提供されているというのは凄いことだと思います。多分、「早い」「安い」「上手い」の3拍子が揃っているのであろうと思います。